「中東」
2024年2月1日発売予定
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第三世界の主役
日本人が知らない本当の国際情勢
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20万人超の
著者が解説
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本書では、教科書や専門書のように難しいことを大上段から振りかざすつもりはありません。
「中東に興味があるんだけど、どこから手を付けていいか分からない」
「最近中東ってよく聞くけど、よく分からない」
そんな人に読んでほしいと思います。
(本書「はじめに」より抜粋)
これからの世界の中心は
「中東」になる
「今ほど中東に注目するタイミングはない」3つの理由
なぜこの時代に本書が必要とされるのか？
「第三世界」の主役として
さらに成長していく
Point 01
西ヨーロッパやアメリカ、日本を含む資本主義国を中心とした第一世界。
かつてのソ連(現ロシア)をはじめ、中国やキューバなどの共産主義国を中心とした第二世界。
そのどちらにも属さない”グローバルサウス”ともいわれている国々が第三世界であり、その中心に「中東」がいます。
ドル経済に依存しない経済圏の成長によって、これまで欧米主導であった秩序が塗り替えられる流れはもう止まらないでしょう。
中東は「大陸のつなぎ目」
新しい潮流が生まれる激動の場所
Point 02
中東は、アジアとヨーロッパとアフリカ、3つの大陸をつなぐ、地政学上、極めて重要な場所にあります。
大陸のつなぎ目にあるので、昔も今もイノベーションや争いが発生しやすく、その個性を生かすことで(ときにその個性にも苦しめられながら)、発展してきた場所でもあります。
◆世界最古のバザールは、イランのタブリーズという街にある
◆ドバイでは世界最大規模の食品総合見本市「ガルフード」が開催されている
◆紀元前から現在に続くまで、戦争・紛争を繰り返している地域は世界で中東だけ
◆アブダビには、石油や天然ガスなどの化石燃料を一切使わない、世界初のカーボンフリー都市「マスダール・シティ」という新しい街がある 等々
まさに新しい潮流が生まれ続ける中東というエリアは、これからの世界の潮流を予測する上で大変示唆に富んだ場所でもあります。
「戦争」「石油」「宗教」
このキーワードだけで語れない時代へ
Point 03
中東というフィールドを見渡したとき、多くの人が「戦争」や「石油」といった「点」で考えがちですが、この点だけを見ていても全体像は浮かび上がってきません。
サウジアラビアやUAEといった産油大国が「脱石油」を掲げ、脱西側諸国へと舵を切り、新しい国造りに邁進しています。
その裏では他の中東諸国も着々と自国の成長戦略を描いています。
“グローバルサウス”といわれる第三世界が大きな力を付けていくことで世界は多極化に向かい、その軸が中東になることは疑いようがありません。
著者プロフィール
1971年生まれ、東京都小金井市出身。
東京経済大学中退後、会計事務所に勤務し、中東~東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。駐日外国人経営者への財務コンサルティングを多く行う。
2003 年に会計事務所から独立し、(株)ザ・スリービーを設立。
アゼルバイジャン、中国、スーダン、モンゴル、アイスランド、香港、タイ、UAE、サウジアラビア、ナイジェリアなど、約50カ国以上を訪問し、各国政府や企業などと直接情報交換を交わす。
さらにHISとコラボで、付加価値の高い大人のためのビジネス視察旅行を、これまでに数十回開催。その後、世界に羽ばたく人たちのためのクロスボーダーコミュニティ「越境会」を発足、会長に就任。会員数は2000名を超える。
2017年、アゼルバイジャン共和国で、日本人初の日本商品展示市であるJAPAN EXPOを主催。1万人を超えるアゼルバイジャン人が詰めかけ大好評を得る。
2018年以降、海外政府と連携した新興国の課題解決プロジェクト「越境3.0オンラインサロン」を主宰。
最新の世界情勢を毎日夜8時に更新しているYouTubeチャンネル「越境3.0チャンネル」は、再生回数4000万回、チャンネル登録者数20万人を超える人気チャンネル。
著書に『オイルマネーの力』(アスキー・メディアワークス)など、計11冊。グローバル・多様性・行動力などのテーマでの講演実績多数。テレビ・ラジオ出演多数。
現在は企業向けのYouTubeや動画マーケティングのコンサルティングも行い、ベネッセが手掛ける通信講座Udemyコンテンツ「即実践講座：YouTubeを導入して伸ばす方法」はUdemy最高評価賞、ベストセラーを授与。
石田 和靖
Kazuyasu Ishida
